秘密と秘密が明かされたとき、ふたりは天使の親になった。
グレースは姉夫婦のため、代理母となって赤ん坊を産んだ。だがまもなく二人は事故で亡くなり、子供だけが遺された。そこへ、訃報を受けた義兄の弟ジョシュが帰ってくる。10年前、実業家になるという夢を抱いて町を出たジョシュ。ずっと彼のことが好きだったグレースは、その前夜、彼に純潔を捧げた。やがてジョシュは世界を股にかける大物実業家となったが、なぜかグレースの代理出産に猛反対し、二人は仲違いしたのだった。姉夫婦亡き今、その理由を知ってグレースは絶句した――義兄は、姉に内緒でジョシュをドナーにしていたというのだ!なんてこと……姉の忘れ形見は、“わたしたちの子”だというの?
■グレースも姉に頼まれて、義兄に内緒で卵子を提供していたので、つまりはジョシュとグレースは思いがけず実子を授かっていたのでした。両親に恵まれなかったジョシュは、みずから子を望んだことなどありませんでしたが、生後2カ月の我が子とふれあううち……。
*本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
