ふつうの高校生・七沢りんが、長年愛用してきた消しゴムを最後の一片まで使い切ったその瞬間。彼女の前に、一人の銀髪の青年が姿を現した。「先日消しきっていただいた消しゴムです。……俺と結婚してください」伊礼真白(いれい・ましろ)と名乗る彼は、自らを消しゴムの神様だと言い、驚くりんに一途な求婚を迫る。彼は、りんがノートの隅に綴った誰にも言えない悩みも、密かに寄せる想いもすべてを知っていた。なぜなら、彼の体には、りんがかつて彫り込んだ好きな人の名前――「大輔」という文字が今も刻まれていた。無駄に整った顔立ちで、どこまでも爽やか。けれど逃げ場がないほどの献身を捧げる真白。しかも、彼がその力で「消せる」のはどうやら紙の上の文字だけではないようで……?少し不思議でどこかシュールな、純白の献身的ラブコメディ!

