なぜ、その映像から目が離せないのか?
その答えは、「絵の綺麗さ」ではなく「物語の設計」にあります。
本書は、世界最高峰のスタジオでストーリーアーティストとして活躍し、数多くのヒット作に携わってきたクレイグ・コールドウェル教授による、映像表現に特化した物語設計<ストーリー・ストラクチャー>の理論書です。
多くのクリエイターが抱える「ツールは使いこなせるけど、演出の正解がわからない」「言われたものは作れるけど、自分からアイデアを提案できない」という悩みは、脚本術の「文字の理論」を、構図、ライティング、カメラワークといった「視覚表現」に変換することで解決します。
ここでは、多様な名作映画やゲームを図版で解剖しながら、観客に没入感を与えるためのロジックを体系化。3Dアーティスト、キャラクターデザイナー、ゲーム制作者などの「ビジュアルで物語を語る人」が一生使い続けられる考え方を、一冊にまとめています。
【こんな方におすすめ】
・3Dアーティスト/背景モデラー:背景やエフェクトに物語を込めたい方
・キャラクターデザイナー:デザインの中に、キャラの葛藤や成長の軌跡を刻み込みたい方
・インディーゲーム制作者:限られたリソースで、プレイヤーを熱狂させる体験を設計したい方
・映像演出/アニメーター:なんとなくのカット割りを卒業し、論理的な演出提案をしたい方
<目次>
Part 1 物語構造(プロット)
1 プロット:構造
2 設定:第一幕(始まり)
3 対立:第二幕(中盤)
4 解決:第三幕(結末)
5 プロット主導のストーリー
Part 2 ストーリーの原則
6 ストーリーの構成要素
7 ストーリー技法
8 インタラクティブなナラティブ
Part 3 キャラクターに生命を吹き込む
9 キャラクター
10 キャラクターの動機
11 キャラクター主導のストーリー
Part 4 ストーリーテリング(開発)
12 アイデアの創出
13 ストーリー開発
14 観客(プレイヤー)
15 ストーリーの定型を覆す
