――どうか俺に慣れて、取り返しのつかないところまで行ってほしい。闇堕ち英雄騎士の激重愛はストーカー級!? 柔和な笑顔の奥に、昏い熱情を隠していて……田舎育ちで上京したてのクラリスを快く迎えてくれたのは、少し謎があるが優しい大家・シオン。破格の家賃、行き届いた気遣い、勝手に片付けられる部屋。初めての都会暮らしは戸惑いもあるが充実していた。そんなクラリスを今日も偶然を装って出迎える。守りたい、支えたい、なんでもしてあげたい。“あの時”からずっと、彼女は俺だけの女神だから。「優しくしたい。どこまでも優しく」その想いの末に辿り着いた場所は――彼女が眠る、ベッドの下だった。

