「恐い話」「実話恐怖」をエンターテインメントまで昇華させた日本のホラー界最高のストーリーテラー稲川淳二。彼を通して語られる恐い話は、すべて稲川怪談として1級のホラーに変貌します。
日本の夏は彼なくしては語れない「恐怖」と言えば稲川淳二、稲川淳二と言えば「恐怖」、まさに日本怪談界の重鎮です。
そんな恐怖の代名詞として広く知られた、稲川淳二の恐怖文庫シリーズ、最新刊です。
友人のマンションに泊まり込んで自宅にあまり帰らなかった人物が、自宅に帰る度に首吊り自殺があるという。その真相とは…『首吊りのマンション』や、青森にある、とある美容室。店を閉め一人寝ていると、仕事場の方で音がする。不審に思った美容師が見たものは……『青森の美容室』、テレビスタッフが稲川淳二のもとに持ってきた心霊写真。そこに写っていたものは……『幽霊が写った!』など、全16話収録。
【収録タイトル】
幽霊が写った!
青森の美容院
最終前のバス
カズヨ
テニス部
覗く顔
明日来るから
ケバい女
監視カメラ
首吊りのマンション
招待状
乳房
旧伯爵家の別邸
峡谷の高架橋
暗闇の大鏡