いまや“人類の古典”と言える『歎異抄』。「善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」というフレーズに代表される、我々の常識では納得できないような言葉が記された書が、なぜこんなにも世に広まったのか。「なぜ悪人こそが救われる?」「なぜ故人の供養のために念仏しないの?」これらの「なぜ」に一つ一つ立ち止まり、『歎異抄』が書き表された願いを訪ねていきましょう。そこには古典を古典として終わらせない、現代を生きる私たちの道標となる真実があります。「この世で救われない人は一人もいない」と親鸞に言わしめた教えが書き表された『歎異抄』の願いを、「なぜ?」という素朴な視点に立ち丁寧に書き表した一冊。≪もくじ≫序 誤解こそ理解の入り口第一条 信じるってなに?第二条 前編 往生ってなに?第二条 後編 念仏ってなに?第三条 なぜ悪人が救われるの?第四条 愛ってなに?第五条 供養ってなに?第六条 無碍ってなに?第七条 「はからい」ってなに?第八条 信仰のマンネリズムとは?第九条 義ってなに?第十条 二つに分ける罪第十一条 知と信の関係第十三条 前編 宿業と運命論の違い第十三条 後編 「本願ぼこり」ってなに?第十四条 罪滅ぼしとは?第十五条 さとりと信心の関係第十六条 回心ってなに?第十七条 信仰に結論なし第十八条 お布施と信心?後序(一) 救いの平等性とは?後序(二) ふたつのおおせ後序(三) 親鸞を弾圧した〈常識〉

