もしもあなたがいなかったら、私は独りで泣いていたのだろうか。
今は貧しいけれど、本来は良家だったクロスビー家。一人娘レオノーラは若い娘らしい華やかな生活とは無縁で、家政能力のない親に代わって、ばあやと一緒に屋敷を切り盛りしている。あるとき村の老医師が倒れ、新しい医師ガルブレイスがやってきた。先日、みっともなく転んだところを助けてくれた彼との再会に、恥ずかしいような、嬉しいような思いがレオノーラの胸に湧いた。その感情がいったいなんなのか、自分でもわからなかったけれど……。そんなある日、レオノーラはとてもつらい出来事に見舞われて必死に涙をこらえていると、ドクター・ガルブレイスが言った。「誰かの肩にすがって泣きたいときは、いつでも声をかけてくれ」
■唯一無二の作風で読者に癒やしを与えてくれる大人気作家ベティ・ニールズ。中でも本作は、ヒーローの優しさが光る名作です。頑張り屋のレオノーラの良いときも悪いときも、そっと陰から見守っていたドクター・ガルブレイスの大人の包容力が魅力的な恋物語!
*本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・マスターピース版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。

