「あの夏の豪雨は、僕たちを共犯者にした。」十八歳の僕と、三十五歳の彼女。熟れきった肉体と、青い衝動が畳の上で混ざり合う。四半世紀を経てなお疼く、甘美な「種付け」の記憶。四十五歳、妻子ある身の「私」は、古いデータの整理中に一枚の写真を見つける。それは、二十七年前の夏。浪人生だった僕が、隣に住む憧れの女性・香織さんと交わした、秘められた情事の記録だった。建設会社の夫が長期の単身赴任で不在の中、白いVネックセーターとエプロンに身を包み、一人で家を守っていた香織さん。清楚な隣人として振る舞う彼女の裏側で、長すぎる禁欲生活は、彼女の肉体を「メス」として熟れさせていた。激しい夕立の日、募る情動を抑えきれなくなった僕は、彼女を畳の上に押し倒す。「ダメよ……でも、止まらないの……」拒絶の言葉とは裏腹に、彼女の体は若く猛々しい僕の「一物」を貪欲に迎え入れ――。

