あらすじ桐と可南は街はずれに兄弟二人で住んでいた。兄の桐には幼い頃から霊能力があり、さ迷う霊を浄化に導く手助けし、弟の可南は歌をつくりながら暮らしている。死んで生まれたはずの可南の体に、浄化した魂のカケラを入れ、この世に甦らせたのも桐だった。しかし、可南の体には限界がある。可南の命を繋ぎとめるために、桐は時々除霊をし、その時にできる魂のカケラを集めて可南に与える儀式を行っているのだ。