あらすじ『モイストヒーリング』告白はした、カラダも重ねた、でも心は──?大学生の甲斐の耳には安定しないピアスホールがある。高校の卒業式当日、ずっと好きだった柊先生にあけてもらったのだが…。告白をすると何も言わず受け入れてくれた。会いに行けば拒まない。でも、連絡はない。先生の気持ちがわからず会いに行けなくなったとき、先生に彼女ができたのではないかと聞かされて…。ほか、続編の『ピアスホールをあけるとき』高校生同士の恋愛を描いた『春の凪』『目を閉じて君に会う』の3編を収録。
オリーブさん通報4.0大分前に読んでまた読み返してレビューを書いています。私は短編の"目を閉じて君に会う"がとても好きで、忘れられないお話です。生きている人と死んでいる人、この二人の世界の違いはどんな関係性よりも遥かに切なく感じます。2021/08/27いいね
サラ通報4.0しんみり元々お互い社会人とかだったら起きなかったんだろうなぁと思う葛藤。先生と生徒でなくなったからこその焦りと不安、恋人とは言えない曖昧な立ち位置にヤキモキしちゃう独占欲とかね。しんみりじんわりいい話。2018/03/10いいね(3)