あまりに不穏、あまりに異常。それでもこの怪談、体験者が実在する――。読むと頭がおかしくなる!奇怪でぞっとする体験談を蒐集する朱雀門出の怪異随筆集。満月の夜に風呂場に出現する怪人の正体…「風呂場に神似の何かがいてキモがる話」団地の敷地に埋められていた小人の右手。夢で残りの部位を見つけろと命じられ…「小人の一部」父の制作した精巧なドールハウス。そこには不気味なオバケの絵が…「アホになって死んで、後はカマキリの卵深夜残業中、職場のトイレで見つけた奇妙な張り紙…「いきものをころすばしょ」玄関に置かれた謎の段ボール箱と連続する子供の死…「四枚の爪」近所の幼馴染の通夜振る舞いに出された戦慄の料理…「けんちゃんお造り」ほか、全62話収録。 *「けんちゃんだったとき、じいじに食べられた」二歳の孫が突然口にした言葉。そこから始まる祖父の告白とは――?荒唐無稽で、奇怪きわまりない恐怖事件の数々。自らの正気を疑い、記憶から抹消しようとしてできなかった傷の如き怪。いつかそれを語るのはあなたかもしれない。

