「そんな可愛いことを言って、どうされても知らないよ」家族に命じられ、政略結婚で名家に嫁いだ優笑は、夫・俊輔の優しさに包まれながらも、自分は“愛されない契約妻”だと思い続けていた。結婚二年目の記念日。彼から贈られたのは――離婚届。最後だからと、初めて自分の気持ちを口にした優笑に、穏やかな仮面の奥に隠されていた俊輔の本心が露わになる。「ずっときみから、聞きたかった言葉だ」夫によって仕組まれた、妻を暴くための残酷で甘い選択。こんなことをする彼の真意とは――?契約という言葉に縛られた夫婦が、溺れるほどの愛で“本当の夫婦”になる大人の純愛ラブストーリー。

