「あなたの身体に忘れられない快楽を植えつけます。ほかの男に目を向けることができなくなるように」裕福なラズモア子爵家当主のテオドールと政略結婚した侯爵家出身のサリア。嫁いで二年経っても夫婦の距離は縮まらず、仕事で忙しい夫は家を空けがち。義家族からは認められないままいびられ続け、使用人にも侮られる毎日。義妹に陥れられ不満が爆発したサリアは、ついに離縁を求め実家に戻ることを決意する。しょせん政略で結ばれた仲。彼は私のことなんて、なんとも思っていないはず――なのに。「愛しています。サリア」「私に触れられるのは嫌ですか?」……い、今さら思いを露わに熱烈求愛されても、冷淡旦那さまには惑わされません!

