王女エステルは、国王である双子の兄を支えるため、幼い頃から密かに騎士団入りを夢見ていた。しかし団に入れるのは健康な〝男子〟のみ。王女らしくないと蔑まれ、割り切れない思いを抱えて生きてきた。そんなある日、兄王に同行し中立地帯を訪れたエステルは敵国の襲撃に遭う。兄の服を着ていたため王と誤認され、敵国王フェリクスに攫われてしまい――。だが意志を秘めた彼の眼差しに乞われ、エステルはしばらく“兄王”として振る舞うと決める。「俺はいつも近くにいる。だから心配しないで眠りなさい」片時も傍を離れないフェリクスに、エステルの心は次第に変化し始めて……?男装王女×敵国王の、身代わりから始まる極上ラブファンタジー!
