【内容紹介】「何か意見はありますか?」――会議でそう問いかけても、返ってくるのは沈黙。日常の雑談でも「まあ、そんな感じで」「どっちでもいいですよ」となあなあで流れてまた沈黙。発言しても「正解じゃなかったら恥ずかしい」「採用されなかったら意味がない」「失敗が怖い」という思い込みが口を塞ぐ――。コミュニケーションと自己開示の乏しさから組織や社会の停滞を招く「正解病」は、現代に蔓延しています。しかし、言いたいことも言えないこんな世の中にはびこる正解病に、効くクスリがあります。それが本書で紹介する「大喜利メソッド」です。「大喜利」は、お笑いの出し物や特別なセンスを競い合うもの、というイメージが強いかもしれません。しかし、本来の大喜利の価値は、その“仕組み”にあります。思いついたことを提案し、相手の反応を受けて探求が深まるという往復が、対話を動かし創造を生み出す対人コミュニケーションの結晶なのです。大喜利メソッドは、この仕組みを誰でもすぐに使えるようにした技法です。お題が思考を促し、回答が相手への関心を引き出し、個人の主体性とチームの「共創力」を自然と高めていきます。本書は、この大喜利メソッドを広める「大喜利ファシリテーター」であり、教育学者でもある著者により編み出された、今までにない「お題にボケる」ことで築く個人の能力発揮や最強チームビルディングのノウハウを伝授する1冊です。これまでの「お笑い」の要素を使ったコミュニケーションの取り方が通用しなくなったら、どうして「お題にボケる」がソリューションにつながるのか疑問に思ったら、本書をぜひ読んでいただき、自然な笑顔が巡る“共笑いの循環”をつくる一歩を踏み出してください。【目次】第1章 なぜ、いま「大喜利脳」なのか? ─ AI時代を生き抜くための“問いと対話”の力/「正解病」にかかった大人たち第2章 「大喜利メソッド」とは何か ─ 思考・行動・環境を変える「4つのステージ」第3章 大喜利で変わる「わたし」 ─「大喜利脳」で得られる11のチカラ第4章 大喜利で変えられる「場」「組織」 ─ 自由なユーモアづくりを人間関係・組織の生産性に活かせ第5章 現場で“効く”大喜利メソッド ─ 「場づくり」と「ファシリテーション」の秘訣第6章 「お題」の設計図 ─ オモシロ思考と場のポテンシャルを最大化する第7章 「お題にボケたい」と思えたら、もう始まっている ─ 問いと回答の連鎖が、動かす世界

