「私に似ない、できそこないのあんたなんか、産むんじゃなかった――」プライドが異常に高く理想の娘を作り上げようとする母に、毎日、手ひどいしつけや過剰な教育を受ける娘・久美子。母に愛されたいという一心で、常に顔色をうかがい期待に応えようと努力するも、ことごとく裏目に出て失敗ばかり。その度に母の「スイッチ」が入り、心を抉る罵声、そして理不尽なまでの暴力を受け続けていた。そんなある日、弟・久志が生まれ、自分とは違い無条件に弟を溺愛し愛情を注ぐ母は、久美子の存在すらも否定しはじめて……!?――母の愛情を知らない少女の悲痛な叫びと孤独。成長を経て母と決別し「捨てる」までを描いたノンフィクション作家・菅野久美子の、自伝エッセイをコミカライズした衝撃作!!
