慢性腎臓病患者がいま知っておくべきこと・自分でできることが、この一冊でわかる!
推計患者数2,000万人、新たな「国民病」とも呼ばれる「慢性腎臓病(CKD)」の治療はいま大きな転換点を迎えている。腎臓を保護する効果のある画期的な治療薬の登場、「たんぱく質はしっかりとる」「適度な運動に取り組む」などの生活習慣の考え方の変化など、慢性腎臓病の治療に取り組んでいる患者さん自身が知っておくべき「新常識」を、最新のCKD診療ガイドライン改訂委員会委員長を務めた監修者が、豊富なイラストと図版でわかりやすく解説。生活習慣については、慢性腎臓病患者自身の参加する調理実習で好評を博したおいしい減塩レシピや、外食・中食で減塩に取り組むためのポイントなども管理栄養士の協力を得て掲載する。
【内容】
はじめに 尿検査と血液検査で腎機能をセルフチェックする
第1章 症状なく忍び寄る……「慢性腎臓病」は新たな“国民病”
成人の5人に1人に起こる新たな“国民病”「慢性腎臓病」
そもそも、腎臓ってどんな臓器?
高血圧や糖尿病、加齢……。腎機能はさまざまな原因で低下する
慢性腎臓病はそのままにしていると命に関わることも
早期発見のため健康診断を1年に1回の「イベント」に
尿検査――尿たんぱく・尿潜血をチェックする
血液検査――腎機能の指標「eGFR」を確認・計算する
3か月を越えて続くと慢性腎臓病と診断される
コラム 慢性糸球体腎炎ってどんな病気?
第2章 腎臓も心臓も守る!進化する治療薬の新常識
原因となる病気への治療と並行して腎臓自体への治療も行う
「eGFRスロープ」とeGFRの値を見ながら治療を進めていく
高血圧がある場合 血圧を下げて腎臓の負担を減らす
糖尿病がある場合 SGLT2阻害薬で血糖値をコントロール
脂質異常症がある場合 スタチンでLDLコレステロールを減らす
高尿酸血症がある場合 尿酸を減らして痛風発作を防ぐ
腎臓自体への治療 腎臓を保護する薬を使う
コラム 薬物療法を始めたら「シックデイ」に気をつけよう
シックデイの対処法を知っておこう
第3章 しっかり食べて全身を守る 生活習慣の新常識
食事を基本とした生活習慣の改善が腎機能を守る
食事の改善 自分の食事量・内容を確認しよう
減塩――1日1gでも減らすことから始める
コラム 楽しく無理なく続ける! 3つの減塩テクニック
エネルギー制限――適切な量を、1日3食偏りなく
たんぱく質制限――無理に減らさず1日分をきちんと食べる
お惣菜やお弁当、外食時のメニューはポイントを押さえて選ぶ
コラム 献立は自由自在! 減塩してもおいしい&大満足レシピ
主菜1 ローストビーフ
主菜2 鶏肉とかぼちゃのクリーム煮
主菜3 さけのチーズパン粉焼き
主菜4 鶏肉の治部煮風
主菜5 揚げ焼き豆腐のきのこあん
主菜6 厚揚げと豆苗のチャンプルー
ご飯もの1 たらのごまそぼろ丼
ご飯もの2 チキンキーマカレー
麺類1 たっぷり野菜のあんかけ焼きそば
麺類2 そぼろそうめん
副菜1 キャベツの中華風ごまあえ
副菜2 きのこの和風マリネ
副菜3 きゅうりとみょうがの酢の物
副菜4 カラフルきんぴら
副菜5 きのこと野菜のマヨあえ
副菜6 なすとピーマンの和風炒め
副菜7 大根の含め煮
副菜8 白菜のごまポンサラダ
生活の改善1 水分は摂取量を守り、お酒はほどほどに
生活の改善2 無理なく楽しい運動を続けよう
生活の改善3 体重と血圧の測定を毎日の習慣にする
コラム“腎臓によい”ウワサのウソとホント
第4章 知っておきたい 「もしも」の選択に備える 腎移植、透析療法とは
eGFRが30以下になったら「腎代替療法」を検討する
腎移植――腎臓を移植して根本的な改善を目指す
腹膜透析――毎日少しずつ自宅で血液を濾過する
血液透析――週に3回、医療機関で血液を濾過する

