創業から百二十年続く吉原茶舗の五代目店主を務める吉原和香。
彼女は、ひょんなことから赴任してきた寡黙な警察官・日下部圭吾から夜な夜な甘い施しを受けていた。
圭吾に惹かれながらも、恋人になるというやり取りもしていない関係にやきもきしていた和香だったが……。
昔馴染みの貴浩から「圭吾が女性と腕を組んで歩いていた」という情報を聞いてしまい――!?
その夜、思い悩む和香の元にやってきた圭吾も、なぜかいつもと違う雰囲気を纏っていて……?
「こんな顔、他の男に見せたくない」
激しく淫靡な夜をきっかけに、紆余曲折ありついに想いを伝え合えた二人。
二人の恋が深まる一方で、貴浩の仄暗い執着が和香に忍び寄ろうといていた――!

