この恋は、地獄につながっている――。女はなぜ、男のために火つけをし、火あぶりになったのか(「八百屋お七」)。女はなぜ、道ならぬ恋におぼれ、自ら鉋で胸を突いたのか(「樽屋おせん」)。女はなぜ、ふしだらな下男と駆け落ちし、心を喪ったのか(「お夏清十郎」)。江戸時代の人々の注目の的になった恋の事件の裏には、悲しい“まこと”と、優しい“ほら”があった。心中、駆け落ち、不義密通。江戸のスキャンダルをまとめた井原西鶴の代表作『好色五人女』を大胆に新解釈した、胸に刺さる悲恋時代小説。
1月22日発売予定
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うきよの恋花 好色五人女別伝