憎しみと偽り、そして甘い罠から始まった香織と東雲の関係。いつしか二人は惹かれ合い、誤解やすれ違いを経て結ばれた。
香港と東京、それぞれの場所で仕事に力を注ぐことを決意した二人。距離を感じさせない愛情をはぐくむ二人だったが、ある日、香織の前に東雲と姿かたちがそっくりな男・音楽プロデューサーの朝日奈恭一がクライアントとして現れる。
朝日奈は香織に東雲が住んでいた部屋とそっくりな部屋をオーダー。しかも香織の疑念を深めるような発言を繰り返し…。
朝日奈の正体、それは、香織と東雲の未来を大きく左右するものだった。この人物と深く関わってはいけない、そう感じる香織をよそに、朝日奈は香織との距離を詰めてきて…!?