東雲と香織はお互いを強く想っていた。しかし東雲は小野と香織が交際をしていると信じて疑わず、身を引いて香港へと戻ってしまう。
宙ぶらりんになってしまった香織の想い。それでも小野とともに日常の業務をこなしていた。そしてついに訪れた社内デザインコンペの授賞式。冬木部長に連れられて授賞式の会場へと向かった香織は、東雲と小野、それぞれが出品したインテリアを見て二人の真の想いを知ることになる。二人ともナンバーワンの座を得るために不可欠であるメインテーマを出品せず、想いを乗せたたった一品だけを出品していたのだった。
授賞式のあと、小野は香織にこれまでの罠や駆け引きについての全てを告白する。
嘘と罠と偽りのラブゲーム、その真相がついに明らかに! そしてそれを知った香織が選ぶ道とは…!?