漠然とした夢を抱き、大都会・東京にやってきた安国忠弘。厳しい就活の末、唯一受かった会社はパワハラ・休日出勤上等の超ド級ブラック企業だった。ろくに睡眠もとれず、ご飯も食べられない生活を続ける忠弘の元に、田舎の実家から一本の電話が鳴る。「仕事を辞めて、帰ってくればいいじゃない。」母の優しい言葉に背中を押され、忠弘は仕事を辞めて働かない期間をめいっぱい楽しむ“休活”を決意する。しかしゆったり過ごそうと思った矢先、小学生の従妹・七海が遊びにやってきて…!? 都会の喧騒で煤けた心を、田舎の澄んだ空気がすすいでいく。さあ、「なにもしない」をはじめよう。
