フランスで話題のパティシエ直伝! 食感別に作る革新的フランス菓子50
フランスのスイーツ界で今最も注目を集める若手パティシエが教える、新しいフランス菓子を作るためのレシピ集。カリカリ・ふわふわ・サクサク・クリーミー…などの食感別に、50のレシピを紹介。美しい写真と完成&断面イラストとともに、アントルメ・タルト・焼き菓子などの構造と発想、作り方を徹底解説します。
◯アントルメ / タルト / タルトレット / ケーク / エクレール・シュー / ルーレ・ブリオッシュ / サブレ・クッキー / タルティネ / フラン・その他
【まろやか食感】
アントルメ・スウィート・カラマンシー(アジアの柑橘類カラマンシーのケーキ) / タルトレット・ミス・セザム・ノワール(黒ゴマのタルトレット) / アントルメ・ヴァニーユ・カシス・エ・マロン(バニラとカシスと栗のケーキ) / タルトレット・ミス・ブルダルー(アーモンドクリームと洋ナシのタルトレット) / フレジエ・ヴァニーユ / アントルメ・ショコラ・ノワゼット・エ・パッション(チョコレートとヘーゼルナッツとパッションフルーツのケーキ) / タルト・ドゥルセ・ペカン=ヴァニーユ(バニラ風味のピーカンナッツとブロンドチョコレートのタルト) / アントルメ・マング=カカウェット(マンゴーとピーナッツのケーキ) など
【カリカリ食感】
ケーク・マルブレ(究極のマーブルケーキ) / タルト・シトロン・ヴェール=ユズ=ノワゼット(ライムとユズとヘーゼルナッツのタルト) / タルトレット・ミス・ココ(ココナッツのタルトレット) / タルトレット・ミス・ピスターシュ(ピスタチオのタルトレット) / タルト・カラ・ウェット〈カラメル&カカウェット〉(カラメル・ピーナッツのタルト)など
【ふわふわ食感】
ケーク・100%シトロン・ヴェール(まるごとライムケーキ) / バナナ・ブレッド(バナナのパウンドケーキ) / ケーク・ロシェ(ヘーゼルナッツ入りチョコレートケーキ) / ルーレ・カネル(シナモンロール)など
【なめらか食感】
ケーク・カラ・ウェット〈カラメル&カカウェット〉(カラメルとピーナッツのケーキ) / タルトレット・バノフィー・ルヴィジテ(オーレリアン・コーエン流 バノフィーのタルトレット) / カラメル・ドゥルセ・ア・タルティネ(ブロンドチョコレートのカラメルスプレッド) / パータ・タルティネ・マドモワゼル・ノワゼット(ヘーゼルナッツのカラメルスプレッド) / エクレール・ショコラ(チョコレートエクレア) など
【サクサク食感】
ルーレ・フイユテ・ピスターシュ(ピスタチオのデニッシュロール) / ミルフィーユ・ヴァニーユ=ペカン(バニラとピーカンナッツのミルフィーユ) / ブリオッシュ・フイユテ・カラメリゼ(カラメリゼした折り込みパイ生地のブリオッシュ) など
【クリーミー食感】
タルトレット・ラッテ・マッキャート(ラテ・マキアートのタルトレット) / フラン・100%ヴァニーユ(バニラ風味の焼きプリンのタルト) / タルトレット・ミス・ヴァニーユ(バニラ風味のタルトレット) / パリ・ブレスト・ノワゼット(ヘーゼルナッツのパリ・ブレスト) など
【とろける食感】
ザ・クッキー / クッキー・ピスターシュ(ピスタチオのクッキー) / タルトレット・カシス=フィーグ&クリームチーズ(カシスとイチジクとクリームチーズのタルトレット) / ミ・キュイ・ア・ラ・コンフィチュール・ド・レ(ミルクキャラメルクリームの半生ケーキ) など
著者:オーレリアン・コーエン
プロフィール:SNSを中心に絶大な人気を誇る、若手フランス人パティシエ。マーケティングを学んだのち、パティシエへと転身。ブログやInstagramなどを通じて活動の幅を広げる。2021年には自身の店をオープンし、チーフ・パティシエに就任。店舗に併設されたお菓子教室では、指導を通じてお菓子作りへの情熱を伝え続けている。2025年末に2店舗目をオープン。2023年、スイーツ専門誌主催のコンクールでクッキーが読者投票による「パブリック賞」を受賞し、「今、最もおいしいクッキーを作るパティシエ」として注目を集める。2024年には、世界的グルメガイド『La Liste』にて「年間才能賞」を受賞し、名だたるシェフたちと肩を並べるという異例の快挙を成し遂げる。本書が初の邦訳となる。
訳者:三本松里佳
プロフィール:フランス語・英語翻訳者。カナダ・ケベック大学トロワ・リビエール校仏語学科卒業。訳書に『シグネチャー・ディッシュ――食を変えた240皿』(共訳、KADOKAWA)、『病院は劇場だ――生と死を見つめた研修医の7日間』(早川書房)、『美しいシュー菓子の教科書』『美しい焼き菓子の教科書』(パイ インターナショナル)がある。
