12月31日、大晦日。 寒空の下、足早に帰宅したサラリーマンの誠(誠)を出迎えたのは、愛する妻・亜紀(あき)。 ちょっとヤンキー気質で口調は荒いけれど、実は誰より誠を待っていた彼女。仕事に追われ、気づけばレス気味になっていた2ヶ月間。 気まずさと申し訳なさを感じる誠に、亜紀が投げかけたのは衝撃の提案だった――。「ねえ、除夜の鐘に合わせて一緒にエッチしね?」呆れつつも、久々に見る妻の艶っぽい表情と、強引な誘いに抗えない誠。 テレビから流れる鐘の音。一つ、また一つと響く音色に合わせて、重なり合う体と熱い吐息。 108つの煩悩を祓うどころか、愛おしさと快感は高まるばかり……!除夜の鐘のリズムで刻まれる、夫婦の愛の営み。 新しい年の幕開けを、最愛の妻の中で迎える幸せ。 「種」を注ぎ込むその瞬間まで、もう止まらない――。
