レジェンドBL作家・四谷シモーヌの5冊目の小説「天国の檻」(1998年刊)が、電子書籍として復刻!17歳の高口珠樹は、隣家に住む片桐克巳と幼馴染み。克巳が同性の下級生に恋をしたという告白をきっかけに、2人は「恋のレッスン」をすることに。しかし、下級生の身代わりとして抱かれる珠樹の心境は複雑だった。「ひでーぜ、克巳。俺は昔からお前が好きだったのに…!!」■■■■■■お前が好きなのは、俺じゃなく利山だ。そんなこと解っている。けど、こうでもしなければ、俺はたぶん一生お前と触れ合うことなんてなかった。だから、レッスンでいい。身代わりでいい。お前は利山のことを想って、こうしていればいい。それでも。克巳、克巳、克巳、克巳、俺はお前が好きなんだ…!■■■■■■(イラスト:沢内サチヨ)
