誰もが呪に頼る不穏な都で、黒白バディに最強の敵!?
時は平安。都はおまじないのような呪が流行り、あちこちで騒動が起きていた。
そこで立ち上がったのが、黒衣の検非違使・三浦貞頼と、白衣の陰陽師・安倍菊月の異色バディ。
不穏な事件の裏で暗躍する法師陰陽師の正体は!?
異色のバディが都の難事怪事を解決する平安ファンタジー第二弾!
●目次
序
第一章 受領夫婦の後悔
第二章 菊月は男か、女か
第三章 足を失った権大納言
第四章 鳳凰と玄道
結び
●著者
東京都生まれ。著作に「平安あかしあやかし陰陽師」「平安後宮の薄紅姫」(どちらも富士見L文庫)、「平安姫君の随筆がかり」(講談社タイガ)、「晴明の事件帖」(ハルキ文庫)、「源氏物語あやとき草子」(双葉文庫)各シリーズのほか、『きみの最後の一カ月、恋はオパール色になって』(二見サラ文庫)、『夫婦包丁のおしながき』(ポプラ文庫)、『芥川龍之介は怪異を好む』(キキ文庫)など多数。

