※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。★ 自然への感謝と共生の想いを大切に。★ 正しいルールと心構えから わなの構造や仕掛け方、獲ったその後まで、 狩猟技術の魅力が詰まった1冊。◇◆◇ 本書について ◇◆◇「狩猟」とは、野生動物をつかまえることで、食料を得るための手段として旧石器時代から行われてきました。縄文時代に入ると、狩猟の道具が進化し、弓矢や石やりなどが使われるようになります。なかには落とし穴で動物をとらえる方法などもあり、道具やわなの進化の過程は、まさに「人と動物の知恵比べ」の歴史とも言えるでしょう。近代になると、西欧文化の影響を受けた「スポーツハンティング」として、狩猟を行う人々が増えてきました。弓矢は銃に代わり、原始的なわなでさえも精度が格段にアップします。時代が進むにつれ食生活やライフスタイルの変化から、狩猟を生業とする人々の数は少なくなりました。しかし、現代のハンター(狩猟者)たちは、常に野生鳥獣に対する深い理解と感謝の念を持ち、狩猟活動に従事しています。特に現代社会では、ハンターの社会的役割が注目され、野生動物による獣害やハンターの担い手不足は、大きな社会問題となりつつあります。本書では、自然や野生動物たちとまじわる「狩猟」の魅力を紹介しつつ、現代のライフスタイルに応じたハンター育成のヒントを提案しています。この本を手にとったビギナーハンターが、実際に山や森に出て、究極のアウトドアである「狩猟」を楽しむきっかけになれば幸いです。◇◆◇ 主な目次 ◇◆◇☆PART1 山に入る前の基礎知識 * 自然に生息する野生動物の種類* 環境の変化は野生動物の活動状況に影響を及ぼす・・・など☆PART2 知っておきたい狩猟のきまり* 獣害の増加とハンターの高齢化を解決する* 目的にあった狩猟免許を取得する・・・など☆PART3 くくりわなの準備と仕掛け * 複数のわなを設置して安全に運用する* くくりわなの構造と作動の仕方をチェック・・・など☆PART4 箱わなの準備と仕掛け方 * エサで誘い込み箱わな内で捕獲する* 箱わなの仕組みを理解して効率よく捕獲する・・・など☆PART5 網猟の仕組みとやり方 * 肉の損傷を少なく安全に猟を行う* 絶好のタイミングで池全体を網で覆う・・・など☆PART6 止め刺しと運搬までの流れ * 見まわりを徹底し迅速に止め刺しする* 保定具を使って動きを制御する・・・など☆PART7 安全な肉の加工の流れ * 中心部まで火を通した加熱処理で食べる* 正しい方法でジビエ肉を解体する・・・など☆PART8 ジビエ料理の楽しみ方 * シカやイノシシは高たんぱく低カロリー* シカの赤身肉を堪能する・・・など
