「いい加減付き合おーよ ウチらぁ」 定食屋の看板娘・サダは、常連のアベくんに今日もアプローチをかける。 うん、と言ってくれないとわかっていても。 アベくんがそう言ってくれないのは、きっと前に住んでた街で抱えた傷のせい。 女の勘で、悪い女にトラウマでもあるのかと聞くと、どうも図星らしくて。 その記憶、上書きできないかな……。 半ば強引に身体を重ねるけれど、上手くはいかないもので――詳細