子供扱いはもういや。一人の女性として見てほしいのに。後見人への恋心は、叶わぬ夢…?
両親を失い、名門バレンジャー家に引き取られたアビーは、いつしか後見人のカルフーンに恋をするようになった。一回り年上の彼は社交界で名を馳せるハンサムなプレイボーイ。けれど、なぜかどんな美女とも長続きせず、アビーのことも拒むのだ――「君は子供すぎる」と言って。なのに父親づらして、ほかの男性との交際も頑なに邪魔をする。私だって、もうすぐ21歳。子供じゃないわ。一人前の女性だと証明するために、アビーは大胆な行動に出る。その先に待っていたのは、カルフーンとの危険な再会だった……。
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
