生まれ故郷を出奔した男の目に、植民地・朝鮮は無限の可能性を秘めて映った。 3代目植民者として「京城」に生まれた孫に、この初代植民者の祖父・浦尾文蔵が赤裸々に語った波乱の生涯。 その語りが、当時の日本人の生活と内面を浮き彫りにする。 戦後80年、知られざる名著を、充実の解説を加えて装い新たに刊行。詳細