魔王の城に囚われてしまったフェアリーだが、持ち前のおせっかいで魔族たちの問題に首を突っ込んでいた。
王子であるスノーバードの【魔王族の儀式】にセコンドとして参加したり、魔王のニンジン嫌いを克服させるために奮闘したり、地獄の番犬ケルベロスに襲われることもあったが、彼女はいつも機転で乗り越え、囚われの生活をエンジョイしていた。
一方、人間たちはフェアリーを取り戻そうとしていたのだが、フェアリーをさらった魔族たちもまた、彼女に惹かれつつあった。
「……フェアリーよ、俺様のために、ポトフを作れ」
「やーだね、フェアリーはもう俺のもんだ」
「ボクはもっと、強くなる……! 強くなって、フェアリーさんにひとりの男として、認めてもらうんだ!」
魔女と呼ばれた少女の恋が、世界の行方を左右する……!
彼女が選んだのは人間か、それとも魔族か!?

