「今日は家族でドライブに行く日だ!」ケン坊が目覚めて台所に行くと、朝食の準備、タバコやガスはそのままに両親の姿だけがなくなっていた―――改めてにいちゃんのサブと、町を探しても大人は誰もいない。ピンキーやゴリなど数人の友達と合流することは出来たが、それ以外の人々はどこを探しても見当たらず、町の様子も不気味に変わってしまっていた。人々が消えた町、異常に多いネズミ達、素通りしてしまう電車…ここは一体どこなのか?食料や電気もなく、自分たちはこれからどうなってしまうのか・・・不安の日々が続く中、子供たちは自分たち以外の気配を感じて・・・!?日野日出志先生の名作が初電子化!