最後のドレスを仕立てたら、
彼は元の世界に帰ってしまう――
太古の世界から飛ばされてきたレガムを
居候させることになった美緒。
ひとつ屋根の下で暮らすため、月に祈りを捧げ、
かたちだけの結婚をすることになる。
入れ替えにミシンの中に入りこんでしまった
幼なじみを元に戻すには、仕立て屋のおじさんが
遺した注文の服を作らなくてはいけない。
一着ずつできあがるたびにお客さんの笑顔を見て、
美緒は失っていた夢を思い出す。
手を組んで協力するうち、仮の結婚だったはずなのに、
惹かれあっていくふたりはキスしてしまう。
レガムを元の世界に帰さなくてはいけないのに…。

