既刊(1巻 最新刊)

戦争さえなければ

出版社:
5.0
1
家族全員を亡くした祖母が綴った記憶――それは、80年前の日本で本当に起きた出来事でした。鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、祖母は飢えに苦しみ、家族全員を失います。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われた祖母は、50歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていました。大胆でユニーク、そしてどこか愛おしい――そんな“おばあちゃん”の生きた証を、孫の著者が徳之島での取材とともに辿りながら描く、コミックエッセイ『戦争さえなければ』。戦後80周年を迎える2025年夏、刊行。【電子書籍限定!徳之島弾丸取材での、奇跡のようなエピソードを描き下ろしで特別収録!】
既刊1巻
  • 戦争さえなければ【電子特典付き】

    1,450

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戦争さえなければのレビュー

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    リンゴさん
    5.0

    この表紙をよく見てから読んで下さい。

    筆者のお祖母様の自伝的コミックです。

    若干、話が入り交じり過ぎていて読み辛い部分もありましたが、デビュー作とは思えない力作でした。

    そして何より、筆者の取材力が素晴らしい!

    出版の関係上、一冊にまとめる必要があったのかもしれませんが、上下巻にしたらもっと良かったと思いました。

    『戦争さえなければ』そして、表紙のイラスト。

    この答えが分かった時、号泣しました。

    全世代の方に読んで貰いたい作品です。
    2025/10/30

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