「…触っても?」身体に触れている指先、全身に響く快感、自然と出る喘ぎ声。恥ずかしいのに凄くキモチイイ―…付き合って8年目になる彼氏・太一とマンネリな葵。同棲し始めた時は、一緒にご飯を食べたり、おかえりのハグをしたり…ラブラブだった。だけど今はもう視線すら合わない。限界を感じた葵は飛び出すように家を出ていく。そして引っ越し先のお隣さん・桐島との出会い。彼は不思議なオーラを持ちながら、太一とは対照的で葵の事をよく見ている。そんな桐島に葵は惹かれていく。しかし彼には誰にも言えない過去があり―…!? 恋愛・結婚・仕事…『幸せ』を求めてがむしゃらに一生懸命今を生きていく、そんな3人のお話。【桃色日記】