新生活にも慣れてきた頃、アストレアはシルバートの父であるベスティリア国王と、兄のゴルディオ第一王子と対面する。
王族との面会に緊張するアストレアは、シルバートの相手にふさわしい女性か、と値踏みするような厳しい問いかけをされるが、シルバートと幸せな生活を続けるため、今後の行動で示していくと強い意思を伝える!
将来王族の一員になることを意識する最中、故郷のフロイセン王国では流行り病が蔓延していた。聖女ヘスティアの力だけでは被害を抑えきることは難しく、アストレアは薬師として力を貸してくれとラインツ王子に頼まれてしまう。
苦い思い出がよぎるも、弱った民を見捨てられないとフロイセン王国の要請に応じるアストレアだったが、王宮では憔悴しきった姉と鉢合わせしてしまい――!?

