彼が死ななければ、この恋は始まらなかった。
見知らぬ男子高校生の葬式に呼ばれた悠里。
その直後から、なぜか身の回りで奇妙なことが起こりはじめ……。
冒頭からラスト、180度違う展開に、きっと涙する。
高校三年生の悠里はある日の放課後、見知らぬ男子高校生に呼び止められる。
悠里のことを好きだったという友人、天也の葬式に来てほしいというのだ。
会ったこともない、話したこともない男子の一方的な想いを告げられ、気味悪さを感じた悠里だったが、
その日から身の回りで奇妙なことが起こりはじめて……。
孤独感を抱える悠里が出会った、ひと夏の奇跡――感涙必至の名作を大幅改稿で復刊。