既刊(1-15巻)

兄の嫁と暮らしています。 9巻

4.9
7
600
【声に出せない気持ちばかり、どんどんふくらんでいく。】岸辺希、小学校教員。25歳。夫が亡くなって1年が経ちました。一緒に暮らす「夫の妹」志乃ちゃんは、最近、雰囲気が明るくなってきました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ弱さと向き合う、日常センシティブストーリー第9巻。(C)2020 Kuzushiro
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兄の嫁と暮らしています。の作品情報

あらすじ

【声に出せない気持ちばかり、どんどんふくらんでいく。】岸辺希、小学校教員。25歳。夫が亡くなって1年が経ちました。一緒に暮らす「夫の妹」志乃ちゃんは、最近、雰囲気が明るくなってきました。『他人だけど家族』――。そんな二人を描く、不可思議で、不器用で、そして少しだけ弱さと向き合う、日常センシティブストーリー第9巻。(C)2020 Kuzushiro

兄の嫁と暮らしています。のレビュー

  • avatar
    オリーブさん
    5.0

    喪失感に向き合うことって。

    自分にとっての大切なヒトを亡くすということは、
    どんな人の人生の中でも必ず何度かは遭遇することで、
    そのことを達観したモノローグで呟くように始まるこの漫画のスタンスに、
    最初からぐっと惹きこまれた。
    誰にでも必ず訪れて、必ず体験することではあるけれど、
    そのことに向き合う気持ちは、
    1000人いたら1000の違う想いがある。
    この漫画で丁寧に描かれている残された人々の日々の生活の根源には、
    ずっと喪失感が漂っている。
    時々、その喪失感がふっと表に出てくるところも実にリアルで、
    胸がギュッとする。
    涙が溢れる。
    大切なヒトを亡くしたという
    喪失感と寂しさと悲しさと虚しさとetcetc・・・、
    志乃ちゃんと希さんが、
    どう向き合っていくのだろうかと、
    折り合いをつけられるのだろうかと、
    同じ想いを体験している万人の中での、
    たった二人の想いを、
    見届けさせてくれるために描かれたお話だと感じている。
    2024/12/07
  • avatar
    まゆまろ
    5.0

    綺麗だけどドロドロ

    共依存って最高ですねの一言に尽きるかなと。
    家族だけど他人。他人だけど家族。
    二人とも乗り越えられない死があって、お互いに乗り越えてほしくない、抜け出してほしくない依存関係がドロドロしてて素敵です。
    2020/09/30

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