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幼馴染に恋人ができて、置いていかれたような気持ちになっていた暁は、路上で酔い潰れていたところを通りがかりの青年に介抱される。”エマ”と名乗った彼は、お礼の代わりに「今度僕を指名してください」と名刺を差し出してきた。
いっぽう、一夜だけの恋人として暁と体を重ねた売り専のエマは、暁からの指名を心待ちにしている自分に気づいていく。もしも、エマとして出会っていなかったら、暁が客ではなかったら――。
愛されることが苦手なきみに、何度だって手を差し伸べるから。
夜明けのようにぬくもる恋!