頻発するサイバー攻撃に対処するために、導入に向けて国会で議論されている「能動的サイバー防御」。能動的サイバー防御とは、起こりうるサイバー攻撃が安全保障上の問題になると政府が判断したとき、攻撃による被害の顕在化を未然に防ぐものである。本書では、能動的サイバー防御に関する議論の歴史的プロセス、サイバー攻撃の実態、核兵器による抑止との違い、主要国のサイバー対策などを官公庁からも頼りにされている専門家が網羅的に解説しています。セキュリティ、システム・DX担当者から、インフラ事業者、政策立案者まで必読の書です。