両親を亡くし、義母の家で使用人として不遇な日々を送っていた主人公・ユノ。ある日、天災が続いたことで神の一族に人身御供として捧げられてしまう。神の一族・シエル家は天地を司り、その強大な力で恐れられ、人との過度な接触を避けるために山奥にそびえ立つ孤城に暮らしていた。噂では彼は絶倫であり、女性はただ力の源として抱かれるのだと聞き、不安になるユノ。しかし実際に当主・ジュピターに会うと、非常に責任感が強く、優しく接してくれるのだった。ジュピターの性欲が満たされないが故に天災が起き、悪魔たちを退ける力が弱くなるため、ユノは人身御供としてジュピターと身を重ねていく。家族がおらず、天涯孤独という似た境遇のジュピターの不器用な優しさにユノは徐々に惹かれていくのだった。抑えている悪魔が現れる中、2人に危機が訪れる。果たして2人の愛の行方は…!?世界は救われるのか……!?