飲めば気分が安らぐから──。雪村ほのかは、苦手とする人間関係の職場ストレスや、同棲中の年下彼氏・陽が海外に旅に出る寂しさを、コンビニのサワー缶で紛らわせる日々を過ごしていたが、いつしか飲むと歯止めがかからず記憶を失うようになっていた。ついに病院に担ぎ込まれ、陽と社内の一部の人間にも過度な飲酒が知られてしまう。ほのかとの結婚を考える陽は、自分が常に近くにいれば飲酒量をコントロールできると、職も変え寄り添うことにする。事態は解決したように思えたが、実家を出た原因であるほのかの母が、ふいに現れて…!?

