食いしんぼのフランス人だって、毎日手をかけた調理をしているわけではありません。
ふだんの食事は驚くほどシンプルで、ひと皿(またはワンボウル)=オールインワンですますことが多いそう。
たっぷりの野菜と、肉や卵、乳製品などのタンパク質、米やパスタを入れたりパンを添えれば大満足。
お皿をたくさん並べなくても、フランス人ならではのおしゃれで、気軽で、それでいて豊かな食卓には学ぶことが多いですね。
忙しい現役世代におすすめのミニマルレシピです。
本書では、3つのカテゴリーにわけてレシピを紹介。
(1)ボウルひとつでボリュームサラダ(En salade)
肉や乳製品、豆などのタンパク質を入れれば満足感もあり、栄養もばっちり。さらにパスタやじゃがいも、パンなどを加えれば一食が完結。
(2)天板ひとつで簡単オーブン焼き(Au four)
天板や耐熱容器に並べるだけ。フランス人はオーブンづかいがとても上手です。入れたらほったらかしにできるのが何よりのメリット。
(3)鍋ひとつでたっぷりスープ煮(A la cocotte)
冬におすすめの温かいひと皿は、コンロひとつで完結するのが何より気楽です。たくさん作れば翌日もおいしい。