『源氏物語』や『枕草子』にもたびたび登場する雅楽は、平安期から続く音楽と舞です。
今でも、お正月や法会、祭りの際などに寺社で聴いたり、各団体や大学サークルの演奏会で体験することができ、とくに宮内庁の定期演奏会は予約が取りにくい人気の催しとなっています。
「全部同じ曲に聴こえてしまう」、「どこに注目すれば楽しめる?」とか「初心者におすすめの演目や鑑賞マナーがあれば教えて」という声に応えて、本書は雅楽初めてさんにもわかりやすいように、ポイントのあれこれをマンガで紹介しました。
演奏される機会の多い演目の見どころ聴きどころや、豪華で雅やかな装束の文様、そして楽器と舞について、教養として知っておきたい雅楽知識が満載です。