「ばつ君」と出会ったのはSNS。被虐性癖がある私の裏アカをフォローしてきたのが加虐性癖を持つばつ君だった。何度かDMでやりとりをして実際に会ってみたけど…思ってたより大人しくて可愛い感じ。いじめるのが好きな感じには、全然見えない。結局、ただカフェで長話をしただけ。タイプじゃなかったんだろうな。しょうがない。そう思って帰ろうとしたら……「あ、あの今日…セックス…って…」困ったような表情に、上目遣いでばつ君が聞いてくる。か、かわいい。反則でしょ。性癖も噛み合ってるし、今更断る理由もない。けれど、ばつ君が豹変したのはホテルに入ってすぐのこと。「…その、プレイ…ってさ、跡がつかなければ何しても大丈夫なんだよね…?」「僕、首絞めるの好きなんだけど、いいかなあ?」突然首を絞められて、苦しいって言っても手加減なしに攻めてくる。さっきまであんなに大人しくて可愛かったばつ君の執着交尾は、私が壊れるまで続いていってーー……※本作は愛沢アンジ、THE猥談の個人誌作品の電子書籍版となります。【25ページ】