井川麻帆と敷島悟は、会社の同期兼飲み友達。敷島は端正な顔立ちで、業績も良く社内の人気者だ。しかし夜の街で女性を連れている姿が度々目撃されるなど、ひそかに「ヤリチン」と噂されていた。(敷島のことは好き。じゃないと毎週一緒に飲んだりしない)(でも敷島は私のことどう思ってるんだろう…?)しかし、ちょうど二人で飲むようになってから、麻帆にはある悩みがあった。――知らないうちに家のものが移動している気がする。その不安から、麻帆は自室に監視カメラを仕掛けることに。そんなある日。敷島と飲んで帰った日の映像を観てみると…そこに映っていたのは、敷島に隅々まで愛撫されるあられもない自分の姿だった――。ねちっこく乳首やナカを責められる、長く濃厚な睡眠姦に恐怖を覚える麻帆。しかし同時に、たっぷりと時間をかけて自分の身体を味わわれている行為に、深く愛されているような錯覚に陥ってしまう――…。後日。会社では何食わぬ顔で接してくる敷島からの飲みの誘いを断り、家に帰ると――「おかえり!」…何故か敷島が自分の部屋にいた。あっという間に抱きかかえられ、ベッドに押し倒されて――…「初めてなんだ こんなに人を好きになったのは」「井川は割と淡泊な方でしょ。話してて大体わかるよ」「――だから俺の性癖に合うように じっくりと慣らしていったんだ」敷島にどこを触られても感じてしまう身体。耳を吸われ、乳首をカリカリといじられただけで絶頂してしまい――…「麻帆は俺じゃないとダメな身体になっちゃったんだよ」いつの間にか身体を快楽調教されていた女の子が、粘着質な彼に翻弄されながらも身も心も愛され尽くすお話です。