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白月の晩に 上

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いわくつきの心臓を持つ冬春は、その心臓が発する妖気に耐えられず死の淵に立っていた。 死にぎわに元の持ち主に心臓を返そうと山へ登るが、そこで出会ったのは神々しい美しさの妖・嘲風。 聞けば冬春の先祖である冬青が、嘲風を欺きその心臓を盗んだと言う。 しばし嘲風のもとで奴隷として仕えることになった冬春だが、 満月の夜に、甘い香りを発しながら発情する嘲風を見て?
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白月の晩にの作品情報

あらすじ

いわくつきの心臓を持つ冬春は、その心臓が発する妖気に耐えられず死の淵に立っていた。 死にぎわに元の持ち主に心臓を返そうと山へ登るが、そこで出会ったのは神々しい美しさの妖・嘲風。 聞けば冬春の先祖である冬青が、嘲風を欺きその心臓を盗んだと言う。 しばし嘲風のもとで奴隷として仕えることになった冬春だが、 満月の夜に、甘い香りを発しながら発情する嘲風を見て?

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