真理は血の繋がらない義理の母や姉妹にいじめられていた。そんな彼女の唯一の癒しは乙女ゲーム「ラプソディ」であった。ある日、ゲームをプレイしていると隠しシナリオが出現した。隠しシナリオの主人公である悪役皇女のアンネットでしばらく遊んでいると、急にゲームの画面が暗くなる。故障かと思っていると目の前に黒いゲートが現れ、真理はゲートに吸い込まれていく。そして、気がつくと真理は悪役皇女のアンネットになっていた。ゲームのシナリオ通り進むならアンネットはいずれ殺されてしまう。真理は死を回避するため、ゲームの知識を使ってシナリオを改変していく――。※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。