疲れ/便秘/免疫低下/加齢/冷え/
ストレス/疲れ目/不眠/アレルギーに
「ご自愛の一杯」はいかがですか。
さまざまな不調に効く、薬効のある食べものを漬け込んだ
“養生酒”100種を、効能別に作り方までやさしく紹介します。
◆著者「まえがき」より抜粋
「いつも疲れている」「便秘がちでつらい」「老け込んでしまった」
「手足が冷えている」「毎日が楽しくない」「ぐっすり眠れない」
“病気ではない、何かしらの不調”はありませんか?
このように、病名はついていないけれど健康でもないことを、漢方用語で「未病」といいます。
本書は、「未病を治す」べく、あなた自身が楽しみながら、体調や体質をセルフコントロールできるようになるメソッドをまとめた一冊です。
かくいう私も、「だるくて快調な日がない」「心が不安定」「体が冷えている」「早朝覚醒」といった、「不定愁訴」(ふていしゅうそ)が多い人間でした。
そして、「気のせい」「がまんすればよい」「体質だから仕方ない」「年だからあきらめよう」などと思い込み、自分と向き合おうとしませんでした。
でも、あるとき、そんな自分を変えたくて一念発起。
自分の心と体に向き合い、野菜や薬膳などを学び、手作りのお酒を取り入れるようになってからは、すっかりあきらめていた体調に大きな変化がありました。
10年前、いえ20年前の私より、今の私のほうが心身共にずっと元気です。
本書のタイトルにある「養生酒」とは、食薬効果を意識した手作りのお酒のことです。
手作りのお酒は一般的に、漬け込み酒や自家製酒、薬用酒などと呼ばれていますが、あなた自身を「大切にしてほしい」「いたわってほしい」「養生してほしい」という思いを込めて、本書では「養生酒」と名付けました。
養生酒は、材料も作る工程もシンプルなので、誰でも簡単に作ることができます。
本書では、スーパーマーケットで揃えられる食材とお酒だけで、10分で完成できる養生酒を中心にご紹介しています。