人として、男としての責任を果たした男これが池波版「忠臣蔵」だ!主人・浅野内匠頭が刃傷沙汰を起さなければ、大石内蔵助は妻子と平凡な一生を送ったに違いない。だが国家老として成すべきことがある。それ以外に「おれの生くる道はない」。吉良邸討入りの夜、積もった雪のなかを死に向かって歩を進めた大石が、最後に脳裡に浮かべたものは?池波正太郎の記念碑的作品。文庫解説・里中哲彦単行本 1971年9月 文藝春秋刊文庫版 1977年12月 文春文庫刊文庫新装版 2011年11月 文春文庫刊文庫決定版 2024年12月 文春文庫刊この電子書籍は文庫決定版を底本としています。【※2011年リリースにされた電子書籍と、本文内容に変更はありません。】